飲酒後は葉酸サプリを摂取してはいけない?アルコールと葉酸の関係

妊娠中にお酒を飲む方はほとんどいないと思いますが、妊活中であれば付き合いなどでお酒を飲む機会はあるかもしれません。

ですが、せっかく葉酸サプリを摂って妊娠に備えようとしているのに、お酒を飲んでしまったら効果は半減どころか0に等しくなってしまいます。

アルコールを摂取した後に葉酸サプリを飲んでも、葉酸の吸収率が悪くなってしまうのでほとんど意味がありません。

おまけに、お酒を飲むと利尿作用がはたらき、せっかく摂取した葉酸もすぐに体外に排出されてしまいます。

一番良いのはお酒を飲まないこと。お酒を飲む習慣がある人は慢性的に葉酸不足になりやすく、妊娠力の低下はもちろん、生活習慣病へと繋がる恐れもあります。

そもそも、なぜアルコールがいけないのか

妊娠中にアルコールを摂取すると、胎児性アルコール症候群という障害が赤ちゃんに発生する恐れがあります。

胎児性アルコール症候群が発症すると、赤ちゃんは形態異常、脳性小児麻痺の他、学習障害や行動障害、発達障害、知能障害、てんかん、などを持って生まれてくることになります。

もちろん、1適でも飲んだら即アウトという訳ではなく、期間や量によって事情は変わってくるのですが、飲めば飲んだだけリスクが高まることは間違いありません。
しかし、アルコールを摂取しなければ100%発症することはありませんので、飲まなければよいだけの話です。

お酒が好きな方にとっては、禁酒は辛いことです。ほんの少しの油断が、後々の大きな後悔を招くことになるかもしれません。

赤ちゃんのためにも、旦那さんにも協力してもらって、なんとか乗り切って欲しいです。

男性の妊娠力も高める葉酸サプリ

妊活中の男性が奥さんの禁酒に付き合うはもちろん大切ですが、一緒に葉酸サプリを摂ることも忘れないで下さい。

妊娠に葉酸が必要なのは男性も同じだからです。葉酸不足になると精子の活動が正常を保てなくなり、受精し難くなるのです。

サプリメントや緑黄色野菜から意識的に葉酸を多く摂取した男性は、精子の染色体異常が少なくなるという研究結果も出ています。

妊活中は夫婦揃って葉酸サプリを摂取するのは常識になりつつあります。生活習慣病の予防にもなりますから、是非この機会に始めてみましょう。

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