産後うつの症状と予防に効く葉酸サプリの効果
産後によくある心身の不調に「産後うつ」があります。
なんと10人に1人のママが産後うつを経験すると言われていますから結構な割合ですよね。
なぜかというと、産前産後は自身の環境も、周囲の環境も激的な変化をするので「自律神経の乱れ」が起きてしまうからなんです。
自律神経の乱れによって引き起こされる症状は、
- 気分の落ち込み
- 不安感
- めまい
- 耳鳴り
- 動悸
- 息切れ
- 睡眠障害
- 内蔵の不調
- 食欲不振
- 顔や手足のほてり、また冷え
などがあります。
こうした症状と相俟ってうつが引き起こされてしまいます。
マタニティブルーと「産後うつ」の違いは?
産後うつと似た症状に、マタニティブルーがあります。
これは出産を境に起こる急激な女性ホルモンの変化が原因であり、数日間から2週間ほどで自然と治まっていきます。
産後うつは、出産後2~3週間で起き、1ヶ月から長いと1年近く症状が長引くこともあります。
こちらは子育てが始まって慣れない生活が始まりストレスが溜まることによって引き起こされるケースが多いです。
育児を完璧にこなそうとして上手くいかなかったり、赤ちゃんと四六時中一緒にいることによる疲れ、家族との意識のズレなど、様々な原因があります。
男性にも起きる産後うつ
男性にも産後うつが起きてしまうことがあります。
男性の場合は、直接育児に関わる時間は女性より少なかったとしても、家族を養っていくプレッシャーでストレスが溜まるからです。
女性は妊娠を経て母親になる準備をしていきますが、男性の場合は突然自分が親になるので自覚が芽生えづらいことが原因と言われています。
こうした環境の変化によるストレスは、ある程度やむを得ない部分はあるものの、食生活に気を使うことで和らげることが出来ます。
葉酸がうつの症状を和らげる
葉酸は、脳の神経系に関与することでリラックス、メンタルを安定させる効果があります。
2007年に東京大医学部助教の村上健太郎氏と国立国際医療センター研究所部長の溝上哲也氏らが行った研究データからも、葉酸はうつ病予防に効果があることが実証されてます。
www.nutrepi.m.u-tokyo.ac.jp
葉酸はセロトニンなどの神経伝達物質の合成に欠かせない物質であることからも信ぴょう性が高いと認められています。
うつ病患者の食生活を見てみると8割が葉酸不足であることがわかっており、また葉酸を摂取することで抗うつ剤の効果が上がった事例もあります。
こうしたことから、葉酸の摂取がうつ予防に効果があると言われるようになりました。
妊娠中だけでなく、授乳期に入っても葉酸の摂取が推奨されていますが、それは母乳を作るためでなくメンタルの安定も助けるはたらきもあるんです。
育児が始まったばかりの頃は、慣れない環境ですから何かと忙しく感じて食生活も乱れてしまいがちです。
葉酸を摂取するといっても食事の工夫だけでは間に合わない部分も出てきてしまいますから、上手にサプリメントを使っていきましょう。
晴れて出産した後ですから、できるだけ平穏に過ごしたいものです。
幸せな気分で赤ちゃんと過ごすためにも、出産後もしっかりと葉酸を摂取するようにしましょう。
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