妊娠中にビタミンAを摂り過ぎると危険?葉酸サプリは大丈夫?

「妊娠中にビタミンAを摂り過ぎると危険!」

そんな情報を目にしたことはありませんか?

ビタミンA(レチノール)は脂溶性で体外に排出されないため、蓄積されて過剰摂取すると胎児に悪影響を及ぼし奇形に繋がると言われています。

ビタミンA(レチノール)を多く含む食品は、鶏、豚、牛レバーやうなぎ、銀だらなどがあります。日常的にも摂取する機会が多い食品です。

葉酸サプリにはビタミンA(レチノール)も含まれている商品が多いため、過剰摂取を心配する声が多いです。

ニンジンに含まれるβ-カロテンは?

過剰摂取で問題になっているのは、動物性由来のビタミンA(レチノール)です。

ニンジンをはじめ、かぼちゃやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれているβ-カロテンは水溶性のため体内に蓄積されることはありません。

β-カロテンが必要な分だけビタミンAに変換される

緑黄色野菜を摂取したときにβ-カロテンが体内に入ってきます。
β-カロテンは、ビタミンA(レチノール)が体内で不足しときに必要な分だけにビタミンA(レチノール)に変換されて、残った分は脂肪として蓄積するか体外に排出されます。肝臓に蓄積されるようなことはありません。

また、β-カロテンがビタミンA(レチノール)に変換されるとその量は1/12になりますから、動物性由来のビタミンA(レチノール)に比べて過剰摂取になる可能性はかなり低いです。

ですから、動物性由来のビタミンA(レチノール)を摂り過ぎなければ、野菜をたくさん食べることでビタミンAの過剰摂取にはならないんです。

葉酸サプリでビタミンA(レチノール)が含まれているものでも、それが植物由来のものであり、分量が守られていれば安心して飲んでも大丈夫ということです。

ビタミンAを含む食品

動物性 レチノール β-カロテン
鶏レバー(1食分50g) 7,000μg 30μg
豚レバー(1食分50g) 6,500μg 0
うなぎの蒲焼 1,500μg 0
植物性 レチノール β-カロテン
にんじん(1/2本100g) 720μg 8,600μg
ほうれん草(1/3束100g) 450μg 5400μg
カボチャ(1/8個100g) 400μg 4,800μg

ビタミンAの過剰摂取によるリスク

成人がビタミンAを過剰摂取した時の主な症状は、期間によって変わります。

短期間の場合

吐き気・頭痛・脳脊髄液の上昇・めまい・目のかすみ・筋肉協調運動障害

長期間の場合

中枢神経系への影響・肝臓の異常・骨や皮膚の変化

子供がビタミンAを過剰摂取した時の主な症状

頭蓋内や骨格の異常

過剰摂取量の目安

成人⇨13,500μgRE/日
幼児⇨6,000μgRE/日

妊婦がビタミンAを過剰摂取すると、胎児に奇形を起こす可能性が高くなります。
妊婦の健康障害や胎児奇形を起こすことのない最大限の量は4,500μgRE/日と言われており、3,000μgRE/日を超えると過剰摂取となります。

推奨量は670μgRE/日ですので、正しい食生活を心がけていれば3,000μgRE/日を超えることはないはずです。

サプリメントを選ぶ際の参考にして下さい。

ビタミンAの過剰摂取に配慮されいてるサプリ

BELTA葉酸サプリはビタミンAをはじめ、同じのビタミンE、ビタミンD、ビタミンKの過剰摂取にも配慮されているサプリメントです。

葉酸は推奨量である400μgがしっかりと含まれており、27種類のビタミン・ミネラル、21種類の野菜を配合しているので妊娠中に不足しがちな栄養素をバランスよく摂取することが出来ます。

また、ツバメの巣、プラセンタ、ヒアルロン酸、コラーゲン、黒酢もろみ、珊瑚カルシウムといった高品質の美容成分が含まれており、妊娠中の肌荒れ対策にもばっちり。

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